今回の私の「何故？」— UHAグミサプリ

以前にUHAグミサプリのビタミンCを購入したことがあり、「グミサプリって、食べやすく美味しい」という印象を持っている私ですが、このシリーズで気になることがあったので取り上げてみました。

私の「何故？」その1 — 「めぐみアイ」と「ルテイン」
ルテインを含んでいるよく似た商品が2つあります。すなわち、「ルテイン」と新たに発売された機能性表示食品の「めぐみアイ」ですが、何が違うのでしょうか？

私の「何故？」その2 — 「還元型コエンザイムQ10」と「還元型CoQ10プラセンタ」
還元型コエンザイムQ10を含んでいるよく似た商品が2つあります。すなわち、「還元型COQ10プラセンタ」と機能性表示食品の「還元型コエンザイムQ10」ですが、何が違うのでしょうか？

機能性関与成分の作用

それぞれの成分を比較する前に、機能性関与成分（ルテイン、還元型コエンザイムQ10）の作用についてみておきます。および公式サイトの説明を抜粋して示します。「めぐみアイ」「還元型コエンザイムQ10」とも、最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで機能性を評価しています。

ルテイン

抗酸化作用やブルーライト吸収作用を持つ成分“ルテイン”を摂取することで、黄斑部（目の中でほかの部分より少し黄色く見える部分）の色素密度が上昇し、ブルーライトから目を守ります。下図は、「健常な日本人にルテインを1日10mg、3ヵ月摂取させた結果、目の黄斑部の色素密度の値が約20%UPした」ことの説明。

還元型コエンザイムQ10

抗還元型コエンザイムQ10を継続的に摂取すると、活⼒スコア（身体的疲労感の指標）が有意に増加することが、研究からわかっています。下図は、「健常な日本人に還元型コエンザイムQ10を1日100mg、6ヵ月摂取させた結果、活力スコア（身体的疲労感の指標）が摂取前と比較して有意に増加した」ことの説明。

私の「何故？」に関して考えたこと

私の「何故？」その1 — 「めぐみアイ」と「ルテイン」の比較から

目をブルーライトから守るとされる ルテイン がともに10mg含まれています。「めぐみアイ」の機能性の評価は、最終製品を用いた臨床試験ではなく文献レビューですから、ルテイン の機能性が商品の「ルテイン」にも当てはまるはずです。つまり、両商品の違いは、機能性表示食品の申請をしているか、していないかだけではないでしょうか。

ちなみに、「めぐみアイ」公式サイトには「ルテイン」よりも色素濃度UPとの説明がありますが、何の『色素濃度』でしょうか？左に載せた図の説明『黄斑部の色素密度』とわざわざ異なる表現を用いていますが、商品の色の濃さが変わっただけ？（←商品の色が濃くなっただけなら、目を守る力がアップした訳ではないと思えます）

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私の「何故？」に関して考えたこと

私の「何故？」その2 — 「還元型コエンザイムQ10」と「還元型CoQ10プラセンタ」の比較から

活⼒スコアを有意に増加させるとする 還元型コエンザイムQ10 がともに100mg含まれています。「還元型コエンザイムQ10」の機能性の評価は、最終製品を用いた臨床試験ではなく文献レビューですから、還元型コエンザイムQ10 の機能性が商品の「還元型CoQ10プラセンタ」にも当てはまるはずです。つまり、両商品の違いは、機能性表示食品の申請をしているか、していないかだけ。その上、一緒に含まれている成分は「還元型CoQ10プラセンタ」の方が多い。

お断り

最後に。今回の「何故？」については、1日で調べた範囲で考えたことのまとめでした。追加情報を見つけたら、更新や修正しますので悪しからず。なお、今回調べたきっかけは、機能性表示成分と同じ成分を同量含み、さらに他成分が多く含まれる商品よりも機能性表示食品の方が値段が高いことを不思議に感じたことを受けてのことでした。（たった1日ですが）調べた後も不思議なままです。

なお、ここに記したことは、調べた範囲で私が考えたこと、思うことであり、あくまでも個人の感想であるとご理解ください。

さいごに

以上、A4サイズに治まる程度での「健康食品に関する何故？を調べてみた1 –UHAグミサプリ-」でした。

A4版は下のリンクから。PDFファイルが開きます。
健康食品に関する何故？を調べてみた1 –UHAグミサプリ-