[第3話]超一流ハウスメーカーの分譲住宅

2010年4月4日 鎌ヶ谷市の物件

事情により、直ぐにでも賃貸マンションを出なければならない。目標は3ヶ月以内に引越しを終えていること。

マイホーム探しは、勉強から本番へと移行した。

超一流一流ハウスメーカーの建売物件であれば間違いないだろうと考え、最初に見学することにした。

区画内に家々が整然と建っている。外観はスタイリッシュであり、街としての一体感を保ちながら、それぞれの家に独立感がある。

さすがは、超一流一流ハウスメーカーというところか。

見学及び即入居可能な家は道路沿いの家であり、建設中の3棟を含めた計4棟が販売対象とのこと。事前にメーカーのサイトで確認したよりも少ないが、販売価格を考えると売れ行きが良いのだろうと想像できる。

道路沿いの家に入ると、内装に質感がある。設備も良い。気に入った!

ただし、収納スペースが少ないことが難点か。

「収納スペースが限られていますね」と尋ねると、こちらには「畳下収納があります」と、見せてくれた。電動で畳が持ち上がり、1畳分のスペース。まるでTV番組のビフォーアフター。

「幹線道路沿いは騒音が気になるので避けたいのですが」

「ここは以前に事務所として利用していましたが、音は気になりません」

室内の音楽を消してもらうと「ゴォー」と音を立てて車が通り過ぎる。

「しばらくすると耳が慣れて気にならなくなります」と説明者は少しトーンダウン。

「大きな車が横を通り過ぎると振動も感じますね」と伝えると、「本当ですね」。ますますトーンダウン。

「建設中の家は奥なので騒音は問題ないです。収納スペース広いです」

どうやら、販売対象の家を変えてきたようだ。

「奥の家は南側との家の間隔が狭いので、日当たりは良くないのでは?」

「リビングが2階にあり、日が入る設計になっているので大丈夫です」

「分かりました。完成した頃にまた見学させてください」

この区画(街)の外は交通量が多いが、2つの路線を利用でき、かつ駅まで徒歩圏内なので魅力がある。

また、超一流ハウスメーカーの建売物件なので売却時は有利だろう。

鎌ヶ谷市の家を候補としつつ、他の建売物件を見ていくことにした。

 私たちのマイホーム探しについて

私たちは、諸事情により事前に勉強する時間的な余裕のないままマイホームを選ぶことになりました。

私たちは、まず、不動産・住宅サイトSUUMO「スーモ」を見て場所と物件の規模から価格傾向を知ることから始めました。短期間に転居するには建売物件しかないと考えたからです。

平行して下の本を読んでいれば、もっと理解が早かったかもです。

新版 家を買いたくなったら

「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本

Copyright (C) ふつおの休日 All rights reserved.