[第6話]築1年以上経過した家は大幅値引き

2010年4月11日 柏市の物件

南向き、4LDK、徒歩圏内、名の知れた建売住宅メーカー。

マイホームを建売分譲住宅とするなら、私たちの条件に合う。価格も安く済む。

早速、訪問した。

南向きの2棟を見学。

どうもピンとこない。訪問前にネットで図面をチェックした際、あれほど条件に合うと考えていたのだがしっくりこない。

リビングも、部屋も、ベランダもあまり広くない。むしろ狭く感じる。

営業担当に、いまひとつ気に入ることができないと正直に伝えると、「少しお待ちください!」

「実は、キャンセルが出た物件があります。見学に来た方だけにお伝えしています。そこを是非見てください!」

せっかく見学に来たことだし、見ておくことにした。

南向きは縦に道路が走り、将来南側に家が建っても日当たりは確保される。キッチンスペースも広い。収納も先の2棟と比べてゆとりがある。

「んっ? そんなに狭くは感じない」「何故?」

妻はせっせと持参したメジャーで測定を始めた。

「食器棚をここに置いて、テーブルは…」

どうやら気に入ったようだ。

価格を聞くと、大きく値引きしてくれるらしい。築1年以上経過しているためだという。

この日はこれで帰宅し、築1年が気になったのでネットで調べると中古住宅扱いという言葉を見つけた。

築1年以上経過した住宅は大幅値引きがあるらしい。

翌日、担当営業に電話を入れるが休み。上司らしき人が電話口で「中古住宅扱いになりません。うちの保証も引き渡し日から始めます」

そりゃー当然でしょう。「でも、中古住宅の範疇に入ることを読んだ」と伝えても「違います!」と素人は黙っておけ!というような口調。(どうせ、私は素人です)

普段であれば、この営業担当の上司(?)の口調でサヨウナラ。

しかし、私たちには、早期に転居したい理由がある。なんとか希望の値引き額を勝ち取れた場合、ここに決めてもよいと考えていた。

 私たちのマイホーム探しについて

私たちは、諸事情により事前に勉強する時間的な余裕のないままマイホームを選ぶことになりました。

私たちは、まず、不動産・住宅サイトSUUMO「スーモ」を見て場所と物件の規模から価格傾向を知ることから始めました。短期間に転居するには建売物件しかないと考えたからです。

平行して下の本を読んでいれば、もっと理解が早かったかもです。

新版 家を買いたくなったら

「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本

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