引越しはどこに依頼しようか。
値段、作業が丁寧かどうか…、各社さまざまな評判があります。
ネットでいろいろ調べます。
見つけました。複数業者に一括で見積を依頼できるサイト。
何はともあれ登録してみました。
翌朝7:00に電話がなる。
「サカイ引越センターです。ご登録ありがとうございます。実際にうかがって見積りしたいのですがご都合はいかがでしょうか」
登録したのが前日深夜。対応の早さと電話の応対に好印象。
この日の午前中、他の引っ越し業者からも電話やメールが入り、他のことができない。
連絡を受けた業者のうち、私たちは大手3社(サカイ引越センター、A社、B社)に訪問見積りを依頼しました。
以下は各社との初回コンタクトからです。
サカイ引越センター
「見積額は●万円です」
「高いですね〜」
「お見せしたのはスタンダードの費用です。値引きで■万円になります」
「えっ!? そんなに下がるの?」
営業担当が帰り際にポツリ。
「もしも今すぐ契約してくれれば更に値引きして▲万円になります」
「ちょっと待って。下げられるなら初めから下げた金額を提示して欲しい。条件付きで値引きとなると、計算が妥当なのか信用できない」
A社
「見積額を示す前にお尋ねしたいことがあります」
「何でしょうか」
「予算としていくらをお考えでしょうか? また、他社さんの見積額を教えてください」
「私たちは他社から見積額の提示を受けており、その金額が頭にありますが伝えません。最初の会社が不利になるからです」
「それであれば、値引きした金額を提示できません。この見積額はスタンダードの金額です」
●万円と記載された(非常に高い)見積書を残して営業は帰って行きました。怒っていることを示す言動とともに帰りましたが、私は強い不快感を覚えました。
(後日、営業所に電話を入れて他社の見積額を伝え、別の営業の方に依頼して値引きした見積額を得ました。午後便の見積額は安かった)
B社
「見積額は●万円です。他社からの見積額は出ていますか?」
「安い会社では▲万円の見積額をいただいています」
「その金額はうちでは無理です。引越しの質を考えると、車2台、作業員4名が必要です。その金額で何故商売できるのか理解できない」
「新築戸建てへの転居であるため、質を考えて評判の高いB社に依頼したい。▲万円に近づけるよう、もう少し勉強できないか」
「これ以上無理です。提示額でギリギリです」
「それに、4tロングの車では荷物が入りきらない。また大きくて引越し先の道路を塞ぐことになる。作業員の乗車スペースも考えて車2台が妥当です!」
値段の高さは、サカイ引越センター < A社 ≦ B社 となった。
営業担当に対する不快感を拭えないA社はここで選択肢から外した。
こうなれば、サカイ引越センターの質を確保するしかない!
翌日から営業担当に下のことを繰り返し伝えた。了解を得ても繰り返し伝えた。
「ベストチームを組んで欲しい。できないというのであれば、他社に依頼する」
「荷出しと荷入れは同じ人ということだから、荷出しを見ていて質が悪ければ電話を入れる。この場合、指導か交替の依頼をしたい」
「引っ越し作業の様子を写真撮影したい。後でホームページに掲載する」
「引越し日は、引越しが少ない平日にする。ベストチームを組める日を指定してもらえれば、こちらが合わせる」
結果、ベストチームが来ました。
行動はきびきびしていたし、仕事は丁寧だった。
「お客さんも引越し準備が完璧です。こんな家はなかなかありません」
彼らもうれしい言葉をかけてくれる。
お世辞か、それとも過去の引越し経験(直近では1年数か月前)が生かされたのか。
サカイ引越センターに対するネット上の評判は、非常に良いと悪いの両極端だった。
私たちは、もちろん、金額的にも、質の面でも、とても満足できる引越しだった。
私たちは、諸事情により事前に勉強する時間的な余裕のないままマイホームを選ぶことになりました。
私たちは、まず、不動産・住宅サイトSUUMO「スーモ」を見て場所と物件の規模から価格傾向を知ることから始めました。短期間に転居するには建売物件しかないと考えたからです。
平行して下の本を読んでいれば、もっと理解が早かったかもです。