悪性リンパ腫の分類が難しい
悪性リンパ腫は、非ホジキンリンパ腫が細かく分類されているように、専門医でも分類が困難なことがあると耳にしたことがあります。どのような病気なのか、調べてみることにしました。
悪性リンパ腫はどんな病気?
悪性リンパ腫は、血液がんの一種。血液がんには、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群(前白血病)などがある。血液がんは、血液中に含まれている細胞(血球)、つまり、白血球等ががん化した病気。血球は、造血幹細胞かが分化して作られるが、造血幹細胞が分化していく過程で染色体などに異常が生じ、がん化した細胞が生まれる。 がん化したときの分化過程によって病名が付けられていることが多い(下図)。
図から分かりますように、白血病は骨髄中の造血幹細胞ががん化する病気、多発性骨髄腫は骨髄中の形質細胞ががん化する病気です。悪性リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球をはじめとするリンパ系組織ががん化する病気です。
リンパ系組織は全身に分布しており、細菌等の侵入者から体を守る免疫システムを構成しています。リンパ球はリンパ管を通って全身を流れ、免疫システムで重要は働きを担います。リンパ球ががん化するとリンパ節でがん細胞が増殖して腫れてきます。悪性リンパ腫は、わきの下や首の付け根の腫脹から見つかることが少なくありません。
血液がんの一種としての悪性リンパ腫は分かりましたが、次に悪性リンパ腫の分類についてて勉強してみたいと思います。
参考にしたサイト
- がん情報サービス
- がん情報サイト
- がんサポート情報センター
作成日:2012年10月18日 | ページ更新日(最新):
周囲の親しい複数の知人たちが様々な病気を患っています。知人たちの病気を治す治療薬について情報を得たいと考え、細々と勉強を始めました。このため、私の勉強の中心は現在汎用されている薬に加え、臨床試験段階にある薬が中心です。
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