悪性リンパ腫とは
悪性リンパ腫は、リンパ球ががん化する病気。がん化した細胞が、リンパ節、胸腺などのリンパ系組織で増殖し、塊を作るのが特徴。
悪性リンパ腫の分類
悪性リンパ腫は、病理組織学的分類からホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の二つに分けられる。悪性リンパ腫の治療方針は、この病理組織型分類(悪性度)、病期(ステージ)を元に決定される。
非ホジキンリンパ腫は、B細胞性リンパ腫と、T/NK細胞性リンパ腫に分類され、さらに増殖スピードによって低悪性度、中悪性度、高悪性度、発生部位によってリンパ節とリンパ節以外に細かく分類されている。
日本人の悪性リンパ腫の約9割が非ホジキンリンパ腫。また、九州地方ではHTLV1キャリアが多いことから、成人T細胞性白血病/リンパ腫患者が多い。