SGLT2阻害薬のまとめ

(2013年6月)

SGLT2阻害薬の有効性①:HbA1c

SGLT2阻害薬を12~90週単独投与したところ、HbA1c値は0.5%~0.9%程度低下した。なお、SGLT1/SGLT2阻害薬のLX4211では、投与4週後のHbA1c値が1.2%近く低下した。

SGLT2阻害薬の血糖降下作用の比較:HbA1c

図内の数字は次の情報から:ADA 72nd scientific sessions; K Stenlöf, et al. 2013; ミクスOnline; EASD 2012; Strojek K, et al. 2011; ノボノルディスク社プレスリリース; B Zambrowicz, et al. 2012

(注:各試験・薬剤間で対象患者集団や投与期間が異なります。一つの参考としてお考えください。また、上図は、ネットから無料で入手できる情報をまとめたものであり、有料で参照できる論文の情報を含みません。つまり、この図の値が代表的な結果ではありません。また、empagliflozinの結果はプラセボとの差を管理人が加算した結果を示しています。)

カナグリフロジン100mgおよび300mgは、HbA1c値を継続的に低下させ、26週時のベースラインからの差は0.77%および1.03%となった1)。また、ダパグリフロジン2.5mg、5mgおよび10mgは同様にHbA1c値を継続的に低下させ、24週時のベースラインからの差は0.58%~0.89%となった2)

カナグリフロジンのHbA1c低下作用1)

ダパグリフロジンのHbA1c低下作用2)

これら薬剤のHbA1c低下作用は長期投与時も継続した。ダパグリフロジン2.5mg、5mgおよび10mgとメトホルミンの併用では、102週時のベースラインからの差は0.48%~0.78%となった3)。カナグリフロジン300mgとシタグリプチン100mgの比較試験では、52週時のベースラインからの差は、シタグリプチン群0.66%にy対して、カナグリフロジン群の差は1.03%となった4)

References

1)   K. Stenlof, et al. Diabetes, Obesity and Metabolism 2013

2)   Ferrannini E, et al. Diabetes Care. 2010

3)   Bailey CJ, et al. 2013

4)   Schernthaner G, et al. 2013


《お断り》

このまとめですが、ネットで『無料』で閲覧できる多彩な情報を基に、情報を絞ったまとめを「試しに」作成しています。無料で閲覧できない論文は、アブストラクトに記載された情報を参考にしています(が限界があります)。

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