グランドキャニオン観光

Grand Canyon N.P.	Royal Gorge Bridge	Grand Canyon N.P.	Sunrise
	グランドキャニオンへ片道15時間以上の車の旅です。 訪問先：Grand Canyon N.P.

感想・エピソード・などなど

ELSは1レベルにつき4週間授業であり、次の4週間が始まる前には3日間の休みがある。これを利用して長期旅行で出かけた。

1994年2月26日（土）、Patrickらが迎えに来てくれた。今回は、Patrick、Andrews、Javier、Tomokoと自分の５人旅。DenverからGrand Canyon NPまでは 片道で15時間以上かかる道のり。これを交代で運転しながらGrand Canyon NPに向かう。

途中、Royal Gorge Bridgeに向かう。何でも世界で最も高度差のある橋という話だったと思う。この周辺は人懐こい鹿がおり、車に寄ってくる。何もあげるものがないが、手を出すと手のひらをなめてくる。 Royal Gorge Bridgeで写真撮影、しかし橋は渡らない。予想していたよりも通行料が高く、格安旅行者には向かない。Uターンして一路Grand Canyon NPを目指す。

途中の街のモーテルに宿を取る。2名がフロントで手続きを済ませ、他の3名は裏口から部屋に潜り込む。ツインベッドの部屋に5人で泊まることになるのだから安い。ベッドはその都度解体して4つに分け、4人が別々に寝る。 Javierが必ず貧乏くじでシーツのみに包まって寝ていた。

Grand Canyon NPを初めて見た感想を聞かれれば、「すごいなぁ〜」だった。何がすごいと思ったかというと、TVでよく見る場所に来たんだなぁという感想だった。サウスリムから見た眺めは「こんなものか」程度の感想だった。

Grand Canyonでは、Bright Angel Trailを1時間ほど下った。トレイルにはところどころ雪が残っており、滑りやすい。 Javierは雪に慣れていないためか、スリップを怖がってペースが遅い。Javierいわく、靴が滑りやすいからだという。見かねたPatrickが靴を取り替えるが、それでも遅い。一つ目の休憩場所まで行き、そこから引き返した。もう少し歩きたかったが素直な感想。

Denverへの復路では途中雪に見舞われた。そこで心強いのがPatrick。スイス人であり、雪道に慣れているという。スノータイヤでもないのに80mile/hは少々怖いが、運転は安定していた。さすが。

今回の旅は、2泊3日でレンタカー、ガソリン代、宿泊費、食費など全て込みで$78程度だった。今回得たものは、Grand Canyon NPでの感動といったものでなく、レンタカーを使った格安の旅のノウハウであった。

（雪景色の写真はTetsuo Kimura氏が約1ヶ月後に訪問した際に撮影したもの。Grand Canyon NPでも結構雪が積もっている。なお、彼らは雪のために1日予定よりも遅くDenverに戻った。日本人とUAEのメンバーでの旅行であり、ドライバーは雪道に慣れていなかったようだ）

Bright Angel Trail

Bright Abgel Trail

Bright Abgel Trail

motel outside park

Canyon with snow