前ページに引き続き、私の提案する旅の例(2つめ)を紹介します。
次は私自身の旅行の実例です。
私はアメリカの国立公園が好きで、その良さを仲間にも経験して欲しくて「USツアー」と名づけた旅行を今までに3回行いました。基本はレンタカーを使ったドライブの旅です。特にグランドキャニオン周辺は人気があるようで、3回のうち2回はグランドキャニオンに行きました。
ある日ですが、ある海外トレッキングを扱っている会社のパンフレットに目を通すと私と同じ行程のツアーがありました。その金額は...なんと約45万円でした。こちらはプロの山岳ガイドが同行するツアーだから保険料等も含めて高いのでしょうが正直驚きました。一方、大手旅行会社では20万円を切る値段のツアーが売られています。
大手旅行会社と私の企画したUSツアーの内容を下に比較します。
貴方は、どちらの旅を選びますか?
パッケージツアーの内容 | ラスベガス グランドキャニオン国立公園(園内1泊) ザイオン国立公園 レイクパウエル モニュメントバレー(ビューポイントのツアー) (*ホテル、食事は旅行会社が準備) | 4泊6日約19万円 (国際線料金を含む) |
私が示した内容 (GW期間のため、高い航空運賃の影響を受けています) |
ラススベガス グランドキャニオン国立公園(園内3泊) ブライスキャニオン国立公園 ザイオン国立公園 レイクパウエル モニュメントバレー(メサの上で1泊) |
7日9日約20万円 (国際線料金を含む) |
この時の私のツアーでは、グランドキャニオンでは運よくファントムランチ(Bright Angel Trailを下り、コロラド川沿いにある宿泊施設)にキャンセル待ちで泊まることができました。また、モニュメントバレーでは、ナバホ族のツアーでメサを歩き、テントを張り、メサの上からサンセット・サンライズを楽しみました。夜はナバホ族の料理を食べ、皆で踊りました。
パッケージツアーでは、ほとんどの時間を車の中で過ごし、ナバホ族と踊ったり、ファントムランチに泊まることはできなかったと思います。
このときの旅行(写真)の様子は、第3回USツアーで紹介しています。
「個人旅行の内容の方が魅力的だけど、言葉が通じないから...」という方が多いかもしれませんが、旅行に必要な単語や表現は多くは必要ありません。そのような方は、言葉の壁を言い訳にしている気がします。アラスカ旅行に出かけた人も言葉に不安を感じていましたが、帰国したら「何とか通じるもの」だと分かったようです。
私が提案したいのは、これらの事例のように、(言葉の壁を)一つ壁を破ることによりワンランク上の海外旅行をしませんか?ということです。