ハイキングの記録
八ッ場ダム建設のため川原湯温泉に入浴するチャンスは6月末まで(最後に残った大湯の現在の場所での営業は6月末まで)なので、温泉マニアではないですが、吾妻渓谷ハイクと兼ねて行ってきました。遠くまで出かけてこれだけではもったいないと考え、当日は先に掃部ヶ岳(榛名山)を歩いてからの移動としました。
移動では、吾妻渓谷への道を曲がりそこね、八ッ場バイパスに入ってしまい、トンネルを抜けてからUターン。145号に入ってからは十二沢パーキングを探して行き過ぎ、紅葉台からUターン。結局、ひとつ手前の渓谷パーキングに停めて渓谷遊歩道を目指しました。歩いても、先に145号沿いを5分程度行って引き返し。事前調べが不十分でした。
渓谷パーキングから橋を渡り、遊歩道を目指します。渓谷遊歩道の看板がありましたが、先の方に駐車場が見えたので行ってみると、ここが十二沢パーキング。「さっきの遊歩道入口は?」と戻ってスタートです。スタートは杉林の中。戸隠の奥社への道になんとなく似ています。順路に従って進むと、十二沢パーキングの少し先。車でも歩いてもチグハグです。
しばらく進むと小川の渡渉を挟んで2股。「どっちだろう?」と2人を残して父親が偵察。ここでも時間を余計に使いました。結局、小高い方向(右)へ直進して鹿飛橋を見つけました。
鹿飛橋からの吾妻渓谷の眺めは最高です。子どもも「ずっとここにいたーい」とお気に入りの様子。この後に見晴台まで往復するのですが、戻ってきたときに「もう一度橋の上から川を見たい」と戻ったくらいです。鹿飛橋には145号沿いの遊歩道からも下りて来れるようですね。その方向からも多くの人が来ていました。
渓谷遊歩道は手すりが多く、危険個所はありません。ルートが整備されていますが、移動には動きやすい靴がいいですね。見晴台までは20分程度。新緑の緑がきれいな中、川の音を聞きながら、涼しい中での気持ち良い散歩コースです。時折、きれいな渓谷が見え、アクセントを与えてくれます。
しかしながら、20分歩いて見晴台に着いたご褒美は残酷でした。平成32年まで先の遊歩道通行止めの看板。そして、見晴台からは八ッ場ダム工事の様子。渓谷が破壊され、その先の方では水が堰き止められ、青々としたきれいな水をたたえていました。鹿飛橋からの景色とは正反対の景色が現実感を呼び戻し、嫌な気分になります。いちハイカーでもそうなので、この地を愛する地元の方々の気持ちと、八ッ場ダム建設に至る政治の紆余曲折による苦労はとても想像できません。
渓谷遊歩道を歩いた後は川原湯温泉へ。川原湯温泉駅で確認すると、営業しているのは情報通り大湯のみ。車に再度乗って大湯へ。内湯と露天に分かれ、行き来するには服を着なおさなければならないため、どちらかといえば広いという内湯に入浴。私の入浴時は空いていましたが、入浴前後は人の出入りがあり、大湯の人は「今日はちょっと混んでいる」と話していました。私たちのように、思い出に入浴しようという人も少なくないのでしょう。
当日の子どもの格好
シャツ:普通の子ども服
パンツ:普通の子ども服
靴:タイオガブーツ Kid's
ザック:なし
写真
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吾妻渓谷遊歩道のハイキング後に楽しめる日帰り温泉を紹介します。日帰り入浴の料金は以下の通りです(リンク先は公式ホームページです)。2014年6月までの情報です。新しい大湯の情報ではないのでご注意ください。
川原湯温泉協会 300円/大人、200円/小人
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