子どもと伊予ヶ岳登山

伊予ヶ岳をあるいた記録

標高:336.6 m

1/25000地形図:金束

伊予ヶ岳

あるいた日:

2012年12月8日

参加メンバー:

父、母、長女(5歳2ヶ月)

当日のアクセス

自宅−平天群神社駐車場

当日のルートと時間:

8:15伊予ヶ岳登山口−8:39展望台−8:51伊予ヶ岳南峰(父親のみ写真撮影のため北峰往復)9:02−9:39伊予ヶ岳登山口

(行動時間1時間24分。休憩時間を含む)

ファミリー登山のお勧めポイントや情報

山頂まで1時間足らずのコースタイムなので長時間歩かなくて済む。

ロープの設置された岩尾根は、子どもにとって自然の中のアスレチックで楽しい。

山あるきの記録

朝5:02に自宅を出発し、7:43に平天群神社の登山者用駐車場に到着。私たちが1台目でしたが、すぐ後に1台入ってきました。駐車場は神社の鳥居をくぐった奥にあります。駐車料金は無料。きれいなトイレもありました。登山者向けの環境への感謝と山あるきの無事を願い、お賽銭をあげて神社にお祈りすると、後続の車の登山者2名(男女)も神社に来ました。登山前のお祈りはこの山でのお決まりなのかな。

「お母さんを抜くぞー!」と子どもは元気よくスタート。「抜くぞー!」と言っていますが、「置いてきぼりにするぞー!」の意味です。まだ、ボキャブラリが不足気味ですが、この年齢だからこそで、そこがまた可愛い。

展望台までは緩やかな坂とガイドブックで情報を得ていましたが、思ったほどは緩い坂ではないようにと感じます。階段状に整備されたルートは、ところどころ段差が大きい上に階段の間隔が広い。子どもには歩きにくいと心配していたら、顔色一つ変えずにスイスイと付いてきました。今日は元気なようです。

25分程度で展望台に到着。私はビデオ撮影を始めましたが、普段なら良い機会と休憩を取る子どもがどんどん歩いていきます。慌ててビデオ片手に追いかけると分岐を間違えて歩いています。「おーい。そっちじゃないよー」呼び戻すことに。

展望台から10mも歩かないうちに岩尾根が現れます。ロープがさがっています。子どもが先に行くというので登らせ、滑っても支えられるようすぐ後ろを登りましたが、問題なくスイスイと登っていきます。よく連れて行くアスレチックやエンゼルドームでの人口壁(子ども用)でバランス感覚を養ったと思うのですが、実際のところどうなんでしょ。

この岩尾根、ロープのかかった坂が連続します。また、最後の坂は鎖でしたが、子どもは軽々と登るところを父親は「ヨイショ」って感じです。決意しながら進まないダイエットですが、必要に迫られてきました。このままでは子どもに置いて行かれる日が遠くない(まだ5歳なのに?)。

気づくと伊予ヶ岳南峰でした。せり出した岩に鎖がかけられています。この日は横風でハンドルを取られそうになるくらいでしたが、強風のためフェリーが欠航したこと、アクアラインが通行止めだったことを後で知りました。伊予ヶ岳山頂も風が強い。子どもが風に圧されて転落しないかとと親として心配になりますが、「キャー」と喜んだ声をあげ、鎖を掴んで進んでいこうとします。その前面には...期待した富士山が見えませんでした。「富士山見えないよー」子どももガッカリしてました。

父親だけ北峰に向かい南峰の2人を写真&ビデオで撮影しましたが、風でビデオが煽られたためか帰宅後に映像を見るとめちゃくちゃ揺れていました。仕方ないか。風といえば、下山時に樹が裂けたように折れてルート上を塞ぐように横倒しになっていました。登るときにはなかったので、この日の風の仕業だと思います。

普段は岩場の下降に時間を要しますが、この日は早い早い。父親が先に体ひとつ分下りて足場を指示するとスイスイと下りてきます。それを繰り返し、あっという間に展望台。ここで登山道に入ってから初めて人に会いました。でも、駐車場で見かけた男女2人組ではありません(下山後、車がなくなっていました。彼らは短い間にどこを歩いたのだろう???)。

この日は山頂(南峰)休憩時間を含めても1時間24分で下山しました。「途中でお休みしなかったよ」子どもが得意そうに話しています。また珍しく「このお山楽しい。また来たい」と言っています。来年は、いままで敬遠していた岩場(岩尾根)の多い山を計画してみようかと思います。

この日の天気図(tenki.jpから)は以下のようになっています。房総半島で強い風が吹くことがこの天気図からわかるのだろうか。勉強しなければなりませんな。

当日の子どもの格好

シャツ:普通の子ども服

パンツ:普通の子ども服

靴:タイオガブーツ Kid's

ザック:なし

写真

登山者用駐車場があります 登り始めは、やや緩やかな坂 竹林の横も通ります
子どもには辛い段差と間隔 展望台手前の坂です 山頂に着きました
山頂からの展望 北峰付近から見た南峰 右側が子どもです
鎖の付いた岩尾根です ロープと母親の力を借りて 強風で樹が折れていました

パノラマ写真:

クリックすると別ページで大きく見ることができます。

北峰付近からのパノラマ写真 山頂(南峰)からの展望。撮影失敗です

伊予ヶ岳の近くにある日帰り温泉を紹介します。日帰り入浴の料金は以下の通りです(リンク先は、ちばの観光まるごと紹介です)。なお、料金は変更となる可能性がありますので、入浴時間とともに事前に施設へご確認ください。

岩婦温泉郷 岩婦館  700円/中学生以上、400円/0歳以上

伊予ヶ岳へのファミリー登山の記録を読んだ方には以下もお勧めです。

伊豆ヶ岳ファミリー登山

伊豆ヶ岳 (12May2012)

登山道へのアプローチとなるアスファルト...続く

瑞牆山 (27Jul2012)

時間はかかったけど、元気に登りました...続く

谷川岳 (14Oct2012)

紅葉シーズンのためか、登山者がとても多く...続く

Copyright (C) ふつおの休日 All rights reserved.