尾瀬の草紅葉を見に行こうと計画。ネットにある直近のハイキング記録を家族で確認したこころ、
「ねぇ、富士見平に向かうコースの草紅葉きれいじゃない?」と妻。
「尾瀬のメインコースでないので人少なそうだし、行ってみよう」ということで今回のコースを決定。
鳩待峠からは交通規制のため戸倉からワゴン車に乗車。少し待つ程度で乗ることができました。運転が乱暴ということはなかったですが、鳩待峠に着いたときには子どもが「気持ち悪い〜」と休憩所でしばらく様子見。最近、子どもが車酔いすることが多い。
休憩しながら、山の鼻か富士見峠のどちらに向かうか再度検討。多くの人が山の鼻に向かうのを見て、「考えてきたように富士見峠に向かおう」と決断。富士見峠に向かって出発したのが6:36でした。
歩き始めは尾瀬のイメージと違って樹林帯の中。足元はぬかるんでいる箇所が少なくない。ほどなく木道が出てきたが、これが滑りやすい。特に下り。「ぎゃぁ!」と妻の声を何度耳にしたことか。人があまり歩いていない静かな環境なので、少し離れた歩いていた人たちに丸聞こえだっただろう。
1時間と少し歩き、横田代までくると視界が開け、朝日の中で輝く草紅葉が見事。青い空、茶褐色の草紅葉、そして先々まで続く2本の木道。人が少ないので、景色を独り占めといった贅沢な気分です。子どもも写真を撮りまくっています。振り返ると、至仏山がこちらを見つめ、「頑張れよ」と応援してくれているかのよう。
途中の休憩スペースからは遠くに富士山のシルエットを確認。「本当に良い天気だ」
ふと、下に目をやると、木道にTEPCO2017の印刷。整備してくれているのですね。感謝です。
いわゆる尾瀬ヶ原も歩こうと、富士見峠付近から竜宮へ下る道を通りましたが、この道は少々荒れ気味でした。スタート地点には「多数、木道の破損や登山道のぬかるみ等がありますので、歩行には十分注意して下さい」の表示が。
「きゃぁぁぁあ」
この声を再び、そして何度も耳にすることに。竜宮付近に着いたときは安心しました。
休憩スペースがあったので、ここで軽食を取ることにしたのですが...。人が多い。いくつもある休憩スペース(正式な呼び名を知りません)は人々でいっぱい。そして休憩スペース前の木道は、燧ケ岳方向に歩く人、至仏山方向に歩く人の往来。「朝、静かなところ歩いてきてよかったね〜」
写真撮影し、しばし休憩してから山の鼻に向かいます。正午前ですが、日帰りハイクのため、さっさと戻ります。前後を歩く人が多く、写真撮影で立ち止まる人を抜いたり、自分たちの写真撮影の間に抜かれたり。そう、抜きつ抜かれつつ。私たちと同じような時間に山の鼻に向かう人も多かったです。(反対に、竜宮方面に歩いてくる人もたくさんいました)
「山の鼻からは登りだよ〜。頑張れ〜」と家族を脅していたのですが...。思ったよりも早く、順調に鳩待峠に戻ってきてしまいました。むか〜し、大学生の頃に尾瀬を歩いた記憶では、山の鼻から鳩待峠への登りが「なんで最後に登るの?」と苦労があったのですが、今回は多くの登山者・旅行者をごぼう抜きでした。
子どもは戸倉へのバスでも車酔い。登山口へは”くねくね道”が多いことから、今後は何等かの対策が必要かもしれません。酔い止め薬にも頼る必要があるかも。
終わってみれば、草紅葉を満喫したハイクでした。特に、横田代〜富士見峠の景色が良かった。今回は草紅葉を満喫できたので、次回は水芭蕉の時期に訪れたいです。今回よりも混雑しているのでしょうが。
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尾瀬ヶ原ハイキング後に楽しめる日帰り温泉を紹介します。紹介する日帰り入浴の料金は以下の通りです。
尾瀬ぷらり館 500円/大人
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