山あるきの記録
子どもを雪に触れさせる機会を作りたいと考え調べたところ、戦場ヶ原なら日帰り可能なのでスノーシューを計画しました。普段のファミリーハイクは車で移動ですが、ノーマルタイヤなのでリスクを避けて電車&バスで移動としました。チケットは、まるごと日光 東武フリーパスを利用しました。電車とバスチケットを別々に購入するよりもお得です。
当日は6:53に春日部駅から乗車しましたが、6両編成の前2両が日光行きと知らずに電車が入線してから移動。座席はありませんでした(途中で妻、娘が席を確保。私は日光まで立ったまま)。電車が分かれるのは東武日光駅の一つ手前なので、そのまま先頭で乗っていれば3人が始めから座れたと思われます。また、最初から前2両に並んでいれば...。下調べが不十分でした。
電車での教訓を活かし、東武日光駅着前に妻と娘に車内のトイレに行かせます。駅を降りるとバス停へ直行。前の方に並ぶことができました。前日、東武日光駅に電話したところ「冬はガラガラで問題ない」とのことでしが、観光バスタイプの座席がほぼすべて埋まるくらいの混雑でした。
スノーシューは三本松茶屋でレンタル。2時間500円(延長料金100円/30分)で妻の分と娘の分を借りました。私は10年以上前に購入したスノーシューを持参。久しぶりの使用なので故障に備えワカンを一度はザックに入れたものの自宅に置いてきました。
レンタル後、スノーシューを手に持ったまま赤沼まで移動。ここでスノーシューを履きます。子どもは初めてなので、どのように足を動かしてよいのか分からず転倒。自分でも起き上がれない。歩き方を簡単に説明してスタートです。5分くらい歩くと分岐。この辺りに来るまでに慣れた様子。よかった。
周囲は一面の雪景色であり、親は「川」や「男体山」に目がいきますが、子どもは雪面に残された動物の足跡が気になって仕方がない様子。「これは何の足跡?」「たぶん、ウサギだよ」「違うよ。熊だよ」「熊じゃないよ。熊は冬眠してるよ」なんて具合です。
男体山がよく見える場所辺りまで来ると「スノーシューがおかしい」と妻。スノーシューが回転して横向きになって歩きにくそうです。見ると固定しているネジ1本が外れて回転してしまいます。持参したシュリンゲを切って結びつけましたが、少しは調子が良くてもやっぱり回ってしまう。途中から、妻は片方を外しました。私のスノーシューを使わせようとしましたが「このままでいい」と。途中までスノーシューを手に持って歩いていました(途中からは私のザックに入れました)。
スノーシューをしている人は多かったです。前後にもいましたし、すれ違う人も多かった。この日は風がなく、天気も良かったので絶好のスノーシュー日和。それを知って多くの人が訪れたのでしょう。でも、先週訪れたディズニーランドの人ゴミとは違います。周囲に誰もいないとき、川のそばで立ち止まって耳を澄ますと川の流れる音。静かです。自然を感じることができます。
「湯滝まだかな〜」と思いながら歩き、到着したのは赤沼から2時間半後でした。休憩時間を含め、2時間半しか経っていませんでした。でも、家族はちょっと疲れた様子。朝の出発が早く、慣れないスノーシューなので無理もないかな。
湯滝入口バス停からバスで三本松に戻り、スノーシューを返却。スノーシューの故障を告げると、妻の分の料金が返却。娘のレンタルの延長料金が無料となりました。伝えただけで苦情は一言もなかったのですが、過去に苦情で苦慮したことがあるのかな。
時間がかかり計画よりも遅くなりましたが、計画どおりに竜頭の滝で途中下車。凍っている竜頭の滝はとてもきれいでした(すべて凍っているのではなく、水も流れています)。途中下車してよかった。
当日の子どもの格好
シャツ:普通の子ども服
パンツ:普通の子ども服
靴:タイオガブーツ Kid's
カッパ:モンベル製
ザック:なし
[娘の靴は湿り、靴下が濡れていました。雪山用に何か考えなければ...]
写真
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中禅寺湖方面に少し移動したところにある日帰り温泉を紹介します。日帰り入浴の料金は以下の通りです(リンク先は公式ホームページです)。なお、料金は変更となる可能性がありますので、入浴時間とともに事前に施設へご確認ください。
龍頭温泉館 憩いの湯 800円
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