山あるきの記録
この日は朝3時に自宅を出て、先に雁ヶ腹摺山を登ってきました。大月駅10:12発の電車に乗り、初狩駅から高川山を目指す予定にしていましたが、予定よりも早く大月駅に到着。電車40分待ちでした(本数が少ない...)。待つか迷いながら観光案内所に行くと「大月駅から登れますよ」と勧められる。コースタイムが30分程度しか変わらないようなので大月駅から登ることに変更。これが大きな間違いでした。
大月駅を9:50に出発(上に書いた当日のルート時間では、時刻表示が約11分進んだカメラの時間を記載しています)。迷ったので電車出発までに20分を残すのみ。しかし、買っていた切符3人分500円を払い戻しして返ってきたので、下山後のソフトクリーム代にしようと考えていました。
登山口までのルートを観光案内所で教えてもらったのですが、20号から左に入った道にある標識が分かりにくく(手前の標識かと思った)、ちょっとだけ迷いました。この標識を過ぎれば登山口までは簡単。簡単ですが、民家のすぐ横なので、民家の庭を通るようで変な感じです。
このルートは尾根に付けられており、木々の間から右に中央高速、左に畑と民家を見降ろしながら歩き始めます。高速道路が近いので、天神峠までは車の音が結構耳触りです。さらに、樹林帯なのに暑い。また、ルートはアップダウンを繰り返し、滑りやすく登りにくい斜面もあるので思いのほか骨があります。先に雁ヶ腹摺山を登ってきたので、子どもの負担が気になります。
天神峠までの途中、すれ違った登山者に話を聞くと「ここまで下りで90分かかっている。遠いよ。途中の天神峠から下ることもできるよ。登るなら初狩駅からの方が楽だよ。初狩駅からならコースタイム1時間半のところを小学6年生が2時間20分で登ったという記録がある」と子どもを見ながら話してくれました。(うちの子、小学1年生になったばかりなのですが)
「ここから下ってタクシーで駅に戻ろうか?」天神峠分岐で家族に尋ねてみました。「ここまで来たんだし、下山時に予定通りリニア見学センターに行きたいから登る」家族の答えです。では、頂上を目指しましょう。
少しずつ、家族3人に疲れが見えてきます。登りが苦手な母親が遅れがちになり、子どもは頬を赤くして疲れた顔をしながらついてきます。私は前夜の寝不足と運転疲れが出てきました。
「後どのくらい?」と子どもが尋ねると「まだまだまだまだ」と”まだ”を4回。この”まだ”が3回に減り、2回に減るのを子どもは楽しみ(励みに)したいと繰り返し訪ねてきます。「ごめんね。10:12発は計画の予定通りだったから欲張らずに初狩駅から歩けばよかった」と子どもに謝りますが、気にしていない様子です。疲れて反応が鈍かっただけかも。
なんとか山頂に着いたときには、歩き始めて3時間を超えていました。朝の雁ヶ腹摺山ハイクと合わせると、既に5時間の行動。頑張ったね。
山頂で毎度お楽しみのうどんを食べた後は、リニア見学センターに向かって下山です。いつもは下山スピードが早い子どものペースがあがりません。それどころか、なんでもない斜面で転んでばかり。相当疲れていることが分かります。リニア見学センターには途中分岐を壬生・田野倉方面に下りていきますが、このルートはアップダウンがない代わりに片側斜面が急な箇所が続きます。子どもが落ちたら怖いので手をつなぎながら下りましたが、案の定、一度滑りました。疲れがなければ何でもない(危険を感じない)ルートなのですが。
途中、くだらない話をしていると子どもにようやく笑顔。下り坂も楽になり、アップダウンがないので気持ちに余裕が出てきたようです。あぁよかった。
リニア見学センターは走行実験の日。それを見ることが目的の一つだったので、余裕が出てきたついでに少し急かしてみましたが、ダメでした。元気さまでは戻らなかった。それでも山頂から1時間20分弱でリニア見学センターに到着。頑張ったね。(走行試験も見ることができました)
後になってみれば、大月駅から歩くべきではなかった。予定通りに初狩駅から、もしくは事前にもっと調べておいて、壬生駅と田野倉駅をスタートとゴールにするべきだったと反省が必要なハイキングとなりました。スイミングもして体力のある娘も今回ばかりは翌日になっても「疲れが残ってる」と言うような状態でした。
当日の子どもの格好
シャツ:普通の子ども服
パンツ:普通の子ども服
靴:タイオガブーツ Kid's
ザック:モンベル製
写真
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高川山への登山後に楽しめる日帰り温泉を紹介します。日帰り入浴の料金は以下の通りです(公式ホームページあるのか不明)。ネットで検索すれば電話番号ほかの情報がでてきます。ルート上にも看板(広告?)がありました。
八幡荘(初狩駅前) 1000円(入浴した人の体験を読むと、おでん付きのようです)
高川山へのファミリー登山の記録を読んだ方には以下もお勧めです。