子どもと磐梯山登山

磐梯山をあるいた記録

調子が上がらないのか、今日はゆっくり歩くお母さんの後ろがいいと、のんびりハイクでした。

磐梯山

 当日のルートと行動

あるいた日:

2015年6月7日

参加メンバー:

父、母、長女(7歳8ヶ月)

当日のルートと時間:

7:52八方台登山口(登山ポスト前)−8:14中の湯−9:21弘法清水−9:48磐梯山山頂10:12−10:35弘法清水−11:25中の湯−11:44登山口

(行動時間3時間52分:食事及び休憩時間含む)

 山あるきの記録

山あるきの記録

どの山に行くか迷った挙句、昼ごろに晴れてくる予報の磐梯山を選びました。関東以西の山は昼ごろに傘マークが入っていました。3:04に自宅を出発し、猫魔八方駐車場には7:30に到着。誘導の人がおり、指示通りに道路に対して垂直に車を停めました。トイレ側の4台目です。

磐梯山への登山路は道路を挟んだ反対側。登山口に登山ポストがあります。山行計画書を持参していましたが、今回は備え付けの用紙に必要事項を記入して出しました。登山口からしばらくは樹林帯の中をほぼ平坦な(平坦に感じる)道が続きます。20分少し歩くと中の湯に着きました。ここは休業して荒廃した旅館がありますが、先を見ると山頂部が見えます。

中の湯からは階段状の箇所もあり、少し登る感じです。娘は調子が上がらないのか、しばらく歩いて休憩を要求。休憩後は「お母さんが最初に歩き、次が自分。お母さんはゆっくりだから」と普段とは正反対のことを言う。普段は「お母さんを抜く(子どもの表現のままですが、母親と差をつけるという意味です)」と言うのに。この日は曇り空、少量の雨が葉をたたく音がするように、日差しによる暑さは感じません。

ルートは樹林帯または低い灌木帯の中を進みますが、時折景色が開けます。曇り空なのが残念。遠くの湖か霞んでみえます。天気予報によると昼頃から晴れ。登っているときに晴れてはいませんが、そして霞んでいますが、景色が見え、雨が降っていないので良しとします。でも、ルートは所々ぬかるんでおり、登りでも滑りやすさを感じます。「下りでは気をつけなくては...」。

弘法清水まで0.3kmの看板まできて再び休憩。娘の調子は上がらないまま。そして、いつも同じ質問。「お父さんは登りと下りのどっちが好き?」私は「辛くても登りが好き。頑張っていると感じられるから」と毎度のように応えますが、娘は「下りの方がいい。楽だから」。そりゃー、楽に感じるかもしれないけど、毎度山あるきにつきあう娘ですから、山に行かない子どもよりは登りが好きと思っているのですが。

弘法清水には小屋。ジュースを含めいろいろと魅力的なものを販売しているようです。立ち寄りませんでしたが、小屋の人には「もうすぐだよ。ここからは急だけど、距離は長くはない」。ガイドブックのコースタイムで30分となっています。「お父さん、写真とビデオ撮りたいでしょ。先に行って」と弘法清水で変な挑発。

挑発を受けました。先行します。先週の筑波山まで2ヵ月のブランクがあり、また、若い時のような体力がありませんが、少し早めのペースで登ると先行する登山者に追いついては道を譲られ、譲られたが故にペースを落とすと格好悪いので進みます。中間地点(?)で写真およびビデオ撮影休憩を経て山頂には弘法清水から16分で到着。疲れました。娘は母親と27分かけて到着。ほぼコースタイムです。歩いているときもそうでしたが、山頂は虫が多い。そして風が吹くと寒い。私は一人、カッパを着て待ちました。

頂上にいる間に晴れることを期待しましたが、ダメでした。虫が多いため、娘と母親の恒例のラーメンタイムが終わって早々に下山です。下山途中に空が明るくなり、青空が見えてきました。途中の景色が開けたところにくると、これまでよりも緑が濃く、湖がくっきり見えます。もっと早くから晴れてくれれば...。

予定よりも早く下山できそうで、しかも晴れてきたため、娘に「もうひとつ山に登らないか?ゴンドラでぴゅーっと登って1時間くらい歩くだけ」と、この際、安達太良山も登ろうと誘いますが、「嫌。大きなお風呂に入るの」と却下。始めから1日2山で計画すればよかったのかな。

温泉は、押立温泉の住吉館の日帰り入浴としましたが、娘も大人と同じ800円を請求されました。公式サイトに下に添付したように『小人600円』と書かれていると伝えましたが、「小学生も大人と同じ料金です」と言い張ります。小人って小学生未満のことなのでしょうか?

温泉は娘の楽しみの一つであり、別のところに移動すると時間が遅くなるので払って入浴しました(が、今でも納得していません)。中に貴重品ボックスがなく、入浴時に財布を手渡しして預けることにも不安を覚えたので(ホームページと違う対応がありましたから)、この温泉にリピートすることはないかな。

帰りの高速道路に乗る前、世界のガラス館のある一角で土産を買って帰りました。福島桃のプリンです。冷やして食べると美味しかったです。でも、どこかで食べたような味。牛乳寒天でした。牛乳と福島産の桃を使ったプリンなので牛乳寒天に味が似てるのも当然なのかも。

当日の子どもの格好

シャツ:普通の子ども服

パンツ:普通の子ども服

靴:タイオガブーツ Kid's

ザック:なした

スパッツ:なし

 磐梯山の写真

写真

猫魔八方台駐車場 入山届けを手書きしました 歩き始めは平らな道
中の湯跡から山頂が見えた 少し坂になってきた 薄曇りで展望はいまいち
今日も休憩が多い ピンク色のきれいな花です ぬかるんでいてすべりやすい
弘法清水までもう少し ここからルートでも最も急に 山頂に続く稜線
最後の登り 無事に山頂に着きました 猪苗代湖が霞んで見えます
山の中らしい景色 登ってきた方向を振り返る 下山時まで気づかなかった花
下山途中に日が差してきた 登山道が明るくなった 今日も元気に無事に下山

当ホームページでは以下のようなことも書いています。

地形図の読み方

1/25000地形図の読み方を勉強します。

山あるきの計画

山あるきの計画や心がけをまとめました。

ファミリー登山

家族で歩いた山の記録を中心に紹介しています。

Copyright (C) ふつおの休日 All rights reserved.