子どもと谷川岳登山

谷川岳をあるいた記録

紅葉シーズンのためか、山は大渋滞でした。

谷川岳

 当日のルートと行動

あるいた日:

2012年10月14日

参加メンバー:

父、母、長女(5歳0ヶ月)

当日のルートと時間:

7:34天神平−8:21熊穴沢避難小屋−10:12肩ノ小屋(トイレ、軽食)10:26−10:50オキの耳11:13−11:36トマの耳−11:42肩ノ小屋(軽食)11:53−13:06熊穴沢避難小屋−13:40天神平

(行動時間6時間6分:食事および休憩時間含む)

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 山あるきの記録

山あるきの記録

自宅を出たのが3:05am、谷川岳ロープウェイの駐車場に車を停めたのが6:34amでした。準備をして6:50am前には6階のチケット売り場に行きましたが既に長い列ができています。エレベーターホールをぐるりとちょうど一周していました。登山ポストはこの階にあり、投函。(子どもに投函させなかったので、途中で「ポスト入れたい~」と機嫌を損ね、そこから毎度の「もう嫌だ降りる~」が始まりました。投函させればよかった)

ロープウェイを下りるとリフトがありますが、そのまま歩きます。木道が多く整備されていますが、朝は濡れた個所が滑りやすいのが少し難点でした。子どもは前をあるく大人のパーティについていき「順調だ~」と思った矢先に休み始めました。やっぱり登りは嫌いなようです。それでも50分程度で避難小屋到着。私たちの子どものペースとして悪くありません。

この避難小屋で「ポスト入れる~」事件があり、そのあとはいつものやる気ないモードに入ってしまいました。避難小屋からは、それまでよりも少し急になり、岩場も出てきますが、子どもはところ構わず座って休もうとします。岩場の登りが大好きなのですが、機嫌悪いのでペースが遅いです。また、渋滞しているので「広いところでないと邪魔になるから動いて」と子どもにお願いするかのように登ることを繰り返し、歩き始めて2時間40分くらいで肩ノ小屋に到着しました。なお、岩場には鎖やロープが付いているところもありましたが不要ですね。私たちの子どもには「体重かけるとかえって体が振られる」使わせませんでした。

肩の小屋近くは風が強く、また太陽が隠れたので寒く、ここでカッパを着用(子どもと母親のみ)しました。「ラーメン食べたい」というので小休止しましたが、満足して、体も暖まったのか、子どもはやる気モードに入ってくれ、混雑しているトマの耳の横を抜けて一気にオキの耳に到着。一気にとは書きましたが、登山者が多いためあちこちで止まっては通過待ちです。この待ち子どもによって良い休憩だったかもしれないです。

トマの耳で写真を撮っていると拍手が聞こえてきました。クライマーが登ってきての拍手でしたが、大勢の登山客が休憩している中での到達は一層のうれしさを感じたのではないでしょうか。

トマの耳からの下りも大渋滞です。むしろ、登るときよりも混んでいます。そんな中、子どもは疲れたのか、途中で座り込みます。登る人々が待っていてくれ、また後ろからも人が続いているので、休ませるわけにはいきません。「お願いだから動いて~」と叫ぶようなお願いをして、体を持ち上げて進ませます。トマの耳に行くつもりはなかったのですが、後ろに迷惑になると道を逸れ、トマの耳にも行く羽目になりました(と言っても数mのぼっただけですが)。

肩ノ小屋で2回目のラーメンを食べて元気になったのか、下りは早かったです。渋滞しているので後をついていくべきところを小さい体を良いことに横から抜いていきます。それでも、岩場の渋滞待ちで追いつき、子どもをフォローしながらの下山となりました。

谷川岳は登山客がとても多かったのですが、私たちの子どもよりも小さいながら頂上目指して歩いている子どもを何人も見かけました。私たちの子どもと同じくらいの年齢の子どもが、ロープウェイ手前から田尻尾根を下りていくのを見ました。登山者の多さとともに、小さな子供連れの登山者がとても多いことに驚いた日でした。驚いたと言えば、ジーンズで登ってくるカップル(夫婦?)や街中の服装および靴で肩ノ小屋手前まで集団で登ってきていた韓国人(会話が韓国語でした)は根性があるのか、無謀なのか。少なくも、天候が急変するようなことがあれば事故になるのではと考えてしまう人たちでした。

この日は登山客だけでなく観光客も多く、私たちは下りロープウェイに乗るまでに30分以上待ちました。私たちが乗るころには列が倍近くに伸びていました。紅葉の時期だからと思うのですが、余裕を持った計画が必要だと感じました。

帰りは湯テルメ谷川で汗流し。登山中に見かけた人たちが大勢入りに来ていました。また、道の駅水上町水紀行館に立ち寄り、クライミングウォールを見てきました。身長110cm以上なら体験できますが、700円で「安全のため2回まで」は(その昔、大阪でOCSやレベル10に会員料金で頻繁に通っていた管理人にとって)割高に感じましたが、今の一般的な料金設定なのでしょうか。

当日の子どもの格好

シャツ:普通の子ども服

パンツ:普通の子ども服

靴:タイオガブーツ Kid's

ザック:なし

 谷川岳の写真

写真

天神平から登り始めました 中央部分が紅葉しています 岩場は大渋滞でした
子どもは元気に登ります 振り返るとこんな景色 上の方まで整備されています
肩ノ小屋付近は風強く寒かった 肩ノ小屋からの眺め オキの耳までルートは人だらけ
順番待ちしてオキの耳で撮影 一ノ倉沢を見下ろします 下りロープウェイも大混雑

パノラマ写真

オキの耳からのパノラマ(でも人多し)

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