子どもと男体山登山

男体山をあるいた記録

疲れる山登りでしたが、下山後に山頂を見上げ、登った自分がスゴイと感じてる様子でした。

男体山の登りは辛いな〜

 当日のルートと行動

あるいた日:

2016年6月4日

参加メンバー:

父、母、長女(8歳8ヶ月)

当日のルートと時間:

6:26二荒山神社登山口−7:07三合目−9:27八合目−9:51九合目−10:12男体山山頂10:52−12:31五合目−13:41二荒山神社

(行動時間7時間15分:食事及び休憩時間含む)

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 山あるきの記録

山あるきの記録

朝3時20分に出発して二荒山神社に到着したのが5時50分。あまり意識なかったですが、高速道路を上手く利用すれば我が家から日光は意外と近いのかも。ただ、二荒山神社の駐車場が分からず行ったり来たり。結局、湖畔前でバス停近くの駐車スペースに停めました。

入山料として大人500円、子ども300円を支払い、お守りをもらってのスタートです。いきなりの急階段。ウォーミングアップになりません。続いて歩幅の合わない階段。斜度は幾分か緩やかになりましたが、スイッチバックよりも直線に近い感じでルートが拓かれており、娘は出だしから辛そうな表情。

3合目から4合目はアスファルトの緩やかな道を歩きますが、娘は母親の手を握りながら(最近、このパターンが多い)。何を話しているのかな?と近くに行くと、娘は「お爺さんは、お地蔵さんの数だけ傘を持っていません...」と学校で習った日本昔話かさじぞうのお話を聞かせています。山なのに...。

4合目からは再び急な登り。3合目までよりもキツイ斜面です。少し歩くと、大きめの岩がゴロゴロした箇所を矢印の案内に沿って登っていきます。娘はスローペースながら休憩は最小限。ゆっくり、しかし、自分のペースで高度を稼ぎます。ふと上を見上げると白い花が満開。そして、振り返ると青々とした水を湛えた中禅寺湖と周囲の緑で覆われた山々の展望が美しい。

今回は珍しく母親が先行。父親は娘のペースで、サポートしながらの登りです。登りながら「家での勉強も習い事の水泳も中途半端で適当といった印象があるけど、山は一所懸命に頑張って登らないとてっぺんにつかない。もう疲れたと思っても最後まで頑張ってやり遂げることを山を通じて学んで欲しい」といったことを伝えましたが、小学3年生には難しすぎかな?

4合目以降、印を見逃して自分の位置が分からないときもありましたが、気づいてみれば8合目。ここには避難小屋があり、多くの人が休憩していました。8合目からは斜度が緩やかとなりゴロゴロした岩がなくなり、9合目からは階段そして赤茶けた滑りやすいルート。階段からは目指す山頂が手の届きそうなところまで来ていることが見て取れます。

何度も降り返り、中禅寺湖の写真を何枚も撮ったところで山頂に到着。神剣で記念写真を撮った後、娘と母親は恒例のラーメンタイム。父親は塩辛いスープを飲み干すことが苦痛なので、毎度のことですが、父親の分のラーメンはありません。(それでも、娘が残したスープを飲まされること毎度です...)

今回、登り以上に下りが苦痛でした。8合目までの滑りやすい斜面、そして岩ゴロゴロの斜面、登り登山者を優先するため歩きにくい箇所を選んで下山。最近は比較的楽な山ばかりでしたし、山に入る回数も少ない。トレーニング不足の体には堪えました。

下山後、神社から山の方向に振り返った娘が「あの山に登ったの?」と、先ほど自分の足で登ってきた山が上の方に聳えているのをみて関心していたことが印象に残りました。男体山は娘にとって2回目。最初は4歳0ヵ月で志津峠から登っていました。

翌日ですが、両親は筋肉痛。娘は「足痛くないよ」。小学生って筋肉痛にならないのですね。

当日の子どもの格好

シャツ:モンベルのTシャツ

パンツ:モンベルの青い山パンツ

靴:モンベルの靴(買いたて3足目のデビュー)

ザック:なし

 男体山の写真

写真

湖畔の駐車スペースを利用 中禅寺湖と鳥居をバックに 登山道は正面の門から
階段でスタート 見た印象より急に感じました 3合目からアスファルトの道
笹の間を抜けていきます 花が満開でした。何の花? 早くも疲れ気味
振り返ると中禅寺湖 木々の間を抜け 岩がゴロゴロした箇所を通過
上の写真より高いところに まだまだ登りが続きます ようやく八合目の避難小屋
少し緩やかになった 頂上への階段−歩きにくい 眼下いっぱいに中禅寺湖
山頂につきました 山頂からの風景@ 山頂からの風景A
こちら側はガスが取れてきた 下山後の靴洗い場 あの山のてっぺんまで登った

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