山あるきの記録
携帯のアラームを4:00に合わせていましたが、子どもが起きたのが4:20過ぎ。朴の木平バスターミナル5:55発のシャトルバスに乗るため時間がありません。急いで朝食を採り、テントを撤収して移動。朴の木平バスターミナルには5:30少し前に到着しました。乗鞍スカイラインはマイカー規制のためシャトルバス利用となりましたが、幼稚園児は無料なので助かります。大人は往復2,200円でした。
前日の焼岳ハイク同様、この日も晴れ。景色が期待できそうなので、まず富士見岳を目指しました。この日は朝から子どもはやる気いっぱい。「お母さんを置いていくよ〜」とどんどん登っていきます。前日の焼岳のやる気のなさは何だったんだ?「いつまで写真撮ってるの〜」と立ち止まって写真を撮ると子どもに怒られ、急かされます。景色がいいんだから、少し時間をくださいな。
富士見岳を巻くように付けられたルートを歩けば、肩の小屋までは広く、整備された砂利道です。肩の小屋を過ぎると坂道が始まりますが、よく整備されており、危険個所もありません。子どもは昨日と異なり、良いペースで歩いていきます。途中、若者グループも追い抜いていきましたから、いいペースです。
「どんどん行くよ〜」と写真やビデオを撮っているとすぐに大きな差が開いてしまいます。危険個所がないのでよかったですが、待ってもらわなければいけないですね。もしものことがあったとき、離れていたら子どもを守ってあげることができません。
早いといっても子どものペースですから、早く歩けばすぐに追いつきます。子どもと2人で景色を振り返りながら登ると、剣ヶ峰です。昨日の焼岳にも増して景色が見事です。焼岳を含む北アルプスの大展望、北岳に隠れるように富士山を望み、御嶽山が優しく見守ってくれています。さすが3000m峰、さすが百名山です。この日も頂上で30分滞在。景色を満喫しました。
下山時、登山者グループが何かを指さしています。聞くと「ライチョウの親子がいる」とのこと。よく見ると、いました。親鳥と、雛は私が確認できただけで4羽。周囲の人は雛が5羽いると話しています。子どもは「赤ちゃん、可愛いー!」と大喜びです。良い景色に加え、ライチョウにも出会えてラッキーな日です。(⇒ライチョウはビデオ撮影しました。準備が出来たらYouTubeにアップし、このページからも見ることができるようにします)
肩の小屋を過ぎ、広く緩やかな砂利道までくると「タタタタしよう」と子どもが呼び掛けてきます。タタタタというのは、手をつなぎながら下山路を駆け下りることなのですが、子どもはこれが好きで山に入るといつも要求してきます。このタタタタで時間を稼いだおかげか、畳平9:50発のバスに乗車することができました。山頂でのんびりとしていた割には、3時間で駐車場まで戻ってきたので子どもの頑張りに感謝です。
早朝からの山あるきだったためか、疲れたのか、子どもは帰りのシャトルバスの中ではすぐ眠ってしまいました。バスからの景色も良いのですが、子どもにとっては眠る方が大事ですね。
当日の子どもの格好
シャツ:普通の子ども服
パンツ:普通の子ども服
靴:普通の子ども靴
ザック:なし
写真
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
