商品名 | 一般名 | 米国売上 (US$) |
会社名 | 収益に占める割合 % of Revenue |
---|---|---|---|---|
Plavix | Clopidogrel | 6.1 | Bristol-Myers Squibb | 48% |
Seroquel | Quetiapine | 3.1 | AstraZeneca | 23% |
Singulair | Montelukast | 4 | Merck | 20% |
Actos | Pioglitazone | 3.5 | Takeda | 53% |
Lexapro | Escitalopram | 2 | Forest Labs | 59% |
Advair | Fluticasone/ Salmeterol |
4.03 | GlaxoSmithKline | 34% |
Diovan | Valsartan | 6.0 | Novartis | 12% |
[2012年第1回] 2012.1.1の週の配信情報1
米国において癌による死亡者が減少している
米国がん協会(American Cancer Society)によれば、2004年~2008年に癌による死亡者が男性で1.8%、女性で1.6%減少した。1990年台からスクリーングと治療選択肢の強化され、1999年~2008年は性別、民族別に関わらず死亡率が1%以上減少している(アメリカインディアン、アラスカ原住民を除く)。肺癌、大腸癌、乳癌、前立腺癌の主な癌での死亡率が減少しており、実に男性の肺癌では40%、女性の乳癌では34%減少している。一方では、膵癌、肝癌、甲状腺癌、腎癌及びHPV感染による咽頭癌が増加している。
情報源:Cancer rates in U.S. keep falling: report
[2012年第2回] 2011.1.1の週の配信情報2
臨床データが適切に公表されていない
政府がスポンサーの試験でさえ臨床試験結果の未公表が通例化しており、患者の健康を損なうことや医療費増加の原因となっていることが明らかとなった。BMJは、このことが研究従事者、被験者、医療システム及び臨床試験そのものを損なうと論説に書いている。試験結果の隠ぺいは重大な倫理問題であり、結果公表を怠る研究従事者は懲戒処分の対象とすべきだとBMJ編集者等は述べている。さらに、Association fro Medical Ethics議長も非倫理が酷く、未公表は医薬品の健全性を侮辱するものであると声明を出している。
これらの例として、Vytorin(シンバスタチン)の動脈の状態改善が期待できないと知りながらTVで大々的に宣伝をしていたこと(関連記事:Vytorin minutes disputed)、Multaqの臨床試験でプラセボ群よりも死亡率が高いことを理由に試験中止しながら公表は5年後だったこと、Avandiaの心臓発作及び心血管死(CVD)増加が独立した解析で指摘されたことなどが挙げられる。
情報源:Drug research routinely suppressed, study authors find
[2012年第2回] 2011.1.1の週の配信情報2
臨床データが適切に公表されていない
政府がスポンサーの試験でさえ臨床試験結果の未公表が通例化しており、患者の健康を損なうことや医療費増加の原因となっていることが明らかとなった。BMJは、このことが研究従事者、被験者、医療システム及び臨床試験そのものを損なうと論説に書いている。試験結果の隠ぺいは重大な倫理問題であり、結果公表を怠る研究従事者は懲戒処分の対象とすべきだとBMJ編集者等は述べている。さらに、Association fro Medical Ethics議長も非倫理が酷く、未公表は医薬品の健全性を侮辱するものであると声明を出している。
これらの例として、Vytorin(シンバスタチン)の動脈の状態改善が期待できないと知りながらTVで大々的に宣伝をしていたこと(関連記事:Vytorin minutes disputed)、Multaqの臨床試験でプラセボ群よりも死亡率が高いことを理由に試験中止しながら公表は5年後だったこと、Avandiaの心臓発作及び心血管死(CVD)増加が独立した解析で指摘されたことなどが挙げられる。
情報源:Drug research routinely suppressed, study authors find
[2012年第3回] 2012.1.8の週の配信情報1
大型薬7剤が2012年中に特許切れとなる。
2012年中に特許切れとなる大型薬を表にまとめる。
周囲の親しい複数の知人たちが様々な病気を患っています。知人たちの病気を治す治療薬について情報を得たいと考え、細々と勉強を始めました。このため、私の勉強の中心は現在汎用されている薬に加え、臨床試験段階にある薬が中心です。
くすりに関する専門家向けまたは一般向けの情報は下記の類の本に委ね、私はネット経由で日々発信される最新情報を求めていきます。