糖尿病の勉強

ビグアナイド薬

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薬剤名

・メトホルミン(商品名:メルビン、グリコランなど)

・ブホルミン(商品名:ジベトス、ジベトン)

特徴

・インスリン分泌促進作用がない。(低血糖のリスクが少ない)

・体重増加を伴わない。

・食欲抑制効果もあり、肥満を伴う2型糖尿病に使いやすい。

作用機序

AMPキナーゼ(AMPK)を活性化して、肝臓での糖新生抑制、末梢(骨格筋)での糖利用促進、消化管からの糖吸収抑制することにより、インスリン抵抗性を改善して血糖降下作用を示す。

副作用

重大な副作用として、肝臓、腎臓や心機能低下した患者、高齢者では乳酸アシドーシスを認めることがある。薬の作用により、ピルビン酸から乳酸への代謝が促進されるため。メトホルミンは腎臓から排泄されるため、腎機能障害を持つ患者や腎機能が低下している高齢者には使用禁忌となっている。

[お断り] 本ページは、個人の勉強をまとめたものです。薬剤を使用される方は、主治医や薬剤師にご確認ください。

作成日:2011年8月7日

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 くすりの勉強について

周囲の親しい複数の知人たちが様々な病気を患っています。知人たちの病気を治す治療薬について情報を得たいと考え、細々と勉強を始めました。このため、私の勉強の中心は現在汎用されている薬に加え、臨床試験段階にある薬が中心です。

くすりに関する専門家向けまたは一般向けの情報は下記の類の本に委ね、私はネット経由で日々発信される最新情報を求めていきます。

今日の治療薬2012

くすりの事典―病院からもらった薬がよくわかる〈2012年版〉

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