糖尿病の勉強

GLP-1受容体作動薬

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開発コード 開発会社 開発相
AVE0010
lixisenatide
サノフィ・アベンティス国内P3、海外P3
GSK716155グラクソ・スミスクライン国内P2
ITM-077、RG1583帝人ファーマ、中外製薬国内P2
LY2189265イーライリリー国内P2、海外P3

薬剤名(承認済み)

・エキセナチド(商品名:バイエッタ)

・リラグルチド(商品名:ビクトーザ)

特徴

・良好な血糖改善作用(HbA1c、空腹時血糖値、食後血糖値)の持続。

・血糖依存性インスリン分泌促進作用のため、低血糖のリスクが小さい。

・血糖依存性のため、膵臓β細胞への負担が少ない。

・注射剤である。

作用機序

膵β細胞の受容体に結合することにより、血糖依存性のインスリン分泌促進作用及び高血糖時における過度のグルカゴン分泌抑制作用、胃内容物排出遅延作用により、血糖降下作用を示す。

副作用

胃内容物排出遅延作用に起因すると考えられる、嘔気や嘔吐等の消化器障害がある。

[お断り] 本ページは、個人の勉強をまとめたものです。薬剤を使用される方は、主治医や薬剤師にご確認ください。

作成日:2011年8月7日

ページ更新日

 くすりの勉強について

周囲の親しい複数の知人たちが様々な病気を患っています。知人たちの病気を治す治療薬について情報を得たいと考え、細々と勉強を始めました。このため、私の勉強の中心は現在汎用されている薬に加え、臨床試験段階にある薬が中心です。

くすりに関する専門家向けまたは一般向けの情報は下記の類の本に委ね、私はネット経由で日々発信される最新情報を求めていきます。

今日の治療薬2012

くすりの事典―病院からもらった薬がよくわかる〈2012年版〉

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