筑波山の自然・歴史・文化

山を登るだけでなく、山について知ることも山の楽しみ方のひとつだと思います。

 筑波山の自然

地質学

筑波山は火山ではなく、隆起した花崗岩が自然の力(雨や風)により削られて形作られたと言われています。なお、筑波山は独立峰のように見えますが、そうではありません。

動植物

筑波山のほぼ全域は、自然公園法に基づく特別保護地区、特別地域に指定されています。筑波山周辺には、絶滅危惧種、危急種、希少種を含む34科124種の指定植物が自生しています。

 筑波山の歴史・文化

山岳信仰

筑波山は、古くから山岳信仰の対象となってきました。筑波山は双耳峰であるため、それぞれの頂に男女二柱の祖神が祀られました。 日本神話で伝えることにより、 いざなぎの神、いざなみの神として仰がれています。

男体山及び女体山山頂には筑波山神社本殿、山腹に筑波山神社拝殿があり、古くから信仰の場となっています。筑波山は、ガマの油売りの口上が行われたことでも有名です。

 日本人と山に関する管理人の気まぐれなつぶやき

山里を離れて都会に住む私たちの多くは山のありがたさへの関心が低いようみえますが、自然の大切さをテーマにした「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」がヒットしたように、日本人の根底には山を愛する気持ちがあると思います。この気持ちは、私たちの祖先が山を神として称え、信仰していた気持ちに通ずるところがあるのではないかと私は思います。

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