山あるきの記録
今年はどこに山あるきに行くか考えるにあたり、子どもが4歳になってどのくらい歩いてくれるか確かめようと筑波山に行きました。子どもにとって2回目の筑波山ですが、前回は上りにケーブルカー、下りにロープウェイを利用していたことから、今回は自分の足であるくことを目標としました。
ケーブルカー乗り場手前が御幸ヶ原コース入口となります。御幸ヶ原コースは整備されていて子どもにも歩きやすいですが、それでも子どもの体くらいの石が所々にあります。石のあるところは時間がかかります。この日は少年野球チームが何チームも筑波山登山をしており、通過の待ち時間も多い山あるきとなりました。
私たちの子どもは上りが苦手ですが、この日は文句ひとつ言わず、ペースも落ちません。短時間の休憩を多く取りますが、大好きなチョコレートでエネルギー補給する程度なので大休止することなく御幸ヶ原に着きました。コースタイムを上回っていますが、上出来です。
男体山へのルートも大きな石があるところを通過します。この日はアスレチック気分になれないのか、男体山への上りでも石の箇所に時間を要しました。この年齢の子どもは「1番」になることが好きなので、「頂上に1番になった人が勝ち」と競争を促すとがぜんやる気になってガンガン上ります。"チョコレート"と"競争"が山で子どもを歩かせる私たちの決まり手になっています。男体山山頂では、この日は遠くに富士山も見ることができました。(また、私は確認しませんでしたが、スカイツリーが見えたと他の登山者が仲間に話しているのを耳にしました)
男体山の下りでは駆け下りたがるのを宥めるのに苦労しました。御幸ヶ原から女体山への上りを嫌がるかと思いましたが、"競争"でやる気になっているので良いペースで登ってくれました。女体山山頂はすごい人だかり。写真だけとってさっさと下山することにしました。
女体山からは白雲橋ルートを下りましたが、上ってくる登山者の列。ルートに入ってすぐのところで下る人を待ってくれる人たちがいましたが、階段状の易しい箇所を一列になって塞いでおり、子どもには少々危ないところを気を使いながら下ることになりました。道を譲る親切な方々なのですが、もう少し考えていただけるとひょり助かったのですが...。
白雲橋ルートは、御幸ヶ原ルートと比べて大きめの石をあるく箇所が多く、子どもをサポートして下る親の方が大変でした。このため、下山なのに多くの時間を要することとなりました。
下ってみれば、この日は大休止なく、おんぶや抱っこのおねだりなく、子どもは自分の足で歩ききりました。今年の山あるきは、昨年よりも少し背伸びした山を選択できそうです。
当日の子どもの格好
シャツ:普通の子ども服
パンツ:普通の子ども服
靴:タイオガブーツ Kid's
ザック:なし
