山あるきの記録
志津峠に駐車するには早朝出発が不可欠ということで自宅を朝4:10に出発して7:40に到着しましたが、駐車スペースはいっぱいで車を停める「路肩」探しに時間を使いました。それでも、8:10には歩きはじめることができました。
ほとんどのルートはぬかるんでおり滑りやすい状態でした。その上、溝のようなところに大小の石が落ちており、また、大きな段差が所々にあり、そのような箇所では子どもは木の根を利用して這い上がる必要がありました。ルートは男体山の北側、その上樹林帯の中なので景色は期待できませんでしたが、久しぶりにガスも雨もない山あるきのおかげか子どもの足取りは悪くないように思えました。少なくとも七合目までは。
八合目付近までくるとルートで一番の急登があります。ここまでの疲れに加え、急坂ためか「もう嫌」と本日初めての泣きごとが入ります。一番に頂上に着いたら(大好きな)ラーメンを作ってあげると食欲で励ましますが効果がなく座り込んでいます。これだけ疲れていながら下山する人がいると立ち上がって元気よく登り始めます。どうやら格好つけたがりのようです。
出発時点では晴れていましたが、山頂に着いたときは雲がかかっており、中禅寺湖を見下ろしての景色を見ることができませんでした。どうも、私たち家族の百名山は景色に恵まれません。気温は低く、風があり、体感温度は低い。子どもはカッパまで身につけて登りましたが、山頂で食事するためにはもう一枚欲しかったかも。
この山、親にとっては上りよりも下りが大変でした。ずっと手をつないで下山するのですが、ぬかるんだルートで子どもが滑って怪我をしないようにとても気を使いました。踏ん張りが多かったためか、下山後には足にまめができ、変色していました。子どもは上りと違い、下りでは一度も休憩を取らずに2時間半以上あるき続けました。この体力には脱帽です(なのに、上りは極端に弱い)。
結局、食事・休憩時間を含めて7時間以上の行動でした。下山後、子どもに感想を聞くと「このお山はもうおしまい。別のお山に行きたい」だそうです。山嫌いになってないようで一安心。
帰路は紅葉シーズンの始まりと連休中日のためか、戦場ヶ原横から有料道路入り口(清滝)まで2時間以上かかりました。予想以上の行動時間のため渋滞につかまり、帰宅は22:20と長い1日でした。
当日の子どもの格好
シャツ:普通の子ども服
パンツ:普通の子ども服
靴:タイオガブーツ Kid's
ザック:なし
写真
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パノラマ写真
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