山あるきの記録
出発前に天気予報を確認すると、上田市は大雨・雷子注意報が出ている。でも、日中は晴れそうな予報。ギリギリまで取りやめにするか迷ったが、天気予報を信じて賭けることに。「雨だったら、観光だけして帰ろう」と考えて。
自宅を出たのが3:04am、第1駐車場に到着したのは7:04am。途中、横川SAとコンビニで2回休憩。どもは高速を降りて最初のコンビニ手前で目を覚ましたので、移動中はよく眠ってくれました。駐車場は第1駐車場がほぼ満杯。第2駐車場は5~6台停まっていました。
登山ポストがすぐ目につくところになかったのか気づかず、トイレだけ済ませて出発。四阿山登山口まで、道の両側で牛がのんびりとこちらを見ています。「見てるー！」と子どもは嬉しそう。今日は牧場に遊びに来たのではなく、山あるきに来たんだけどね。
登山口に入るところから若い男性グループが前を歩いていましたが、子どもは「遅いよね」と言う。「抜く」と言うのでルートが狭くなったところで追い越しました。しかしながら、追い抜いてしばらくすると「疲れたんだけど」とペースが落ち、休憩が多くなります。大人グループに対する負けん気だけだったようです。いつものことですが、この日は早くからペースダウンとなりました（が、このグループに抜かれることはありませんでした）。
「頂上まだー？」「ここが頂上がいいー」「登りは疲れるから嫌い！」最近の山あるきでよく子どもが発する言葉です。今回は多かったです。もしかすると蒸し暑かったことが原因かも。山あるきのご褒美は、ソフトクリームに始まり、ポケモンの人形、山頂でのラーメン、下山後の温泉...。最初は1つだったのが、山に行くたびに増えます。今回は、これらに牧場の牛乳が加わりました。
ルートは危険個所がないのですが、雨上がり後なので所々に水たまりがありました。そしてぬかるんだルート。でも、歩きにくくはなかったです。傾斜も最後まで「急」と感じるほどのことはありませんでした。そんなルートですが、子どもは気分が乗らないのでペースが遅いものの、おしゃべりをしながら歩いています。「疲れたー」と言いながら、そんなには疲れがなさそうです。
中四阿の看板を見かけなかったのですが、何でかな？帰宅後にネットで写真を大まかな位置がわかりました。その中四阿を過ぎて四阿山が近くになってきた後に「頂上の手前に階段があるよ」と教えると、気になったのか、少し歩くたびに「階段まだー？」。気を逸らそうと、「後ろの景色が良いから見てごらん」と振り返らせると「わぁー」とまんざらでもなさそうです。ほどなくして階段。階段まで来ると、「一緒に数えながら登ろう」と元気を取り戻してくれました。元気になれば大人よりも早い。階段を上るペースは速かったです。
頂上に着くなり、「ラーメン！」。元気に下ってもらうために食べてもらいました。さらに元気になってもらい、「根子岳にも行く」という言葉も期待したのですが、「早く車に戻って、温泉に入りたい」というので周回コースは断念。でも、3時間弱で頂上まで歩いてくれたのでOKです。
「お山の下りは大好きなんだー。登りはキツイから嫌いだけど」と、今回も1度の休憩を取ることもなく登山口まで下山。山を歩き慣れた大人には敵わないけど、山頂から2時間弱で駐車場まで戻ったので十分です。ぬかるんだところで2回滑って転んだけど、歩き方も怪我しないような転び方も上手くなりました。菅平牧場からのピストンでは、ぬかるんでいても、子どもにとって危険だなと感じることはありませんでした。
下山後、靴を履き替えてからソフトクリームを食べに行こうとすると急にガスが出てきて、雨がパラパラ。ソフトクリームを食べた後は少し天気が回復していましたが、小学校1年生の子ども連れハイクとしては、根子岳に行かずに降りて正解だったような気がします。
当日の子どもの格好
シャツ：モンベルのＴシャツ
パンツ：普通の子ども服
靴：タイオガブーツ Kid's
ザック：なし
写真
 まず四阿山登山口へ |
 雨上がりで濡れたルート |
 渡渉箇所に橋がありました |
 しばらくは樹林帯 |
 つつじ...でしょうか |
 日が差すと暑かったです |
 四阿山（右）と根子岳（左） |
 見事な景色の中を歩きます |
 四阿山...近づいたかな |
 紫の花。名前知りません |
 山頂はもうすぐ |
 階段は86段ありました |
 山頂に着きました |
 山頂からの景色① |
 山頂からの景色② |
 元気に下山 |
 靴を履き替えている間にガス |
 ご褒美のソフトクリーム |
