山あるきの記録
自宅を3:06amに出発し、天狗温泉浅間山荘の駐車場に着いたのが6:41am。途中の休憩は横川SA。子どもは到着直前までよく寝てくれました。連休明けの平日だったためか、駐車場には余裕がありましたが、それでも7~8台停まっていました。みんな、早いな。
まず車の中で朝食としましたが、子どもがパンを食べてくれません。子どもに選ばせたのですが、「いらない。羊羹だけ食べる」これが後で響きました。頂上手前にして子どもが急に失速。後でも書きますが、シャリバテです。
出だしは樹林帯の中、なだらかなルートです。晴れの予報でしたが、薄曇りで時折日が差します。車で見た外気温は18℃でしたが、涼しい中をスタートです。浅間山荘からのルートですが、急登がなく、危険個所もなく、歩行距離・時間が長めであることを除けばハイキングコースでした。
スタートから子どものペースは悪くない。今回の浅間山は7時間のコースタイム(手持ちのガイドブック)をしっかりと歩くことができるかどうかのテスト山行でした。火山館までは調子良く先行した大人のグループを抜くスピードでしたが、火山館を過ぎて浅間山が見え、「あそこにどうやって登るの?」と言葉を発してからはペースダウン。先の「登りの辛さ」を想像してしまったようです(実際はそれほど辛いことはないのですが)。
「まだー?」と繰り返し尋ねていた子どもは、立ち入り禁止看板まで5分のところでついに座り込み、食べ物を要求して動きません。「もうちょっと上がったところで休もう」と言っても動かない。ここでも羊羹を食べてもらい、少し休んで体力の回復を図ります。ようやく動いたと思えば、シェルター手前で2度目の大休止。事前に地図を見せて「看板から先は20分歩く」と伝えていましたが、気持ちというよりもエネルギー切れの様子。ようやくパンを口にしてくれました。
今回の山行は、当初は南アルプスを予定していましたが、コースに関する事前説明で「行きたい」と言っていた子どもが直前に「長く歩きたくない」と言うので東北遠征に計画変更。その後、「長く歩くところ、岩のあるところ行きたい」と正反対のことを言いだしたことから、すべての計画を白紙に戻し、コースタイム7時間ある山のテストとして浅間山、岩場をあるくテストとして妙義山(一般ルート)を計画していました。
今回は、直前に振り回された感があり、また、朝にパンを食べなさいというのを嫌がった子どもにイラっとなって言葉がきつくなり、ちょっと大人げなかったかもしれません(反省)。でも、これで朝食をしっかり食べないとバテると覚えてくれれば今回の失敗は次の成功の糧になります。
そんなこんなでも、前掛山まで4時間2分だったので小学1年生にしては悪くなかったかな。下りでは、子どもは樹林帯までの滑りやすい坂で何度か転んだけど、歩き方のよい練習(復習)になりました。それでも、下りはいつものごとく、大人を抜く早さでした。「滝にもう1回行きたい」というので不動滝に再び立ち寄って遊ぶことがなければ、もう少し早い時間に下山できたと思います。
この日は浅間山荘のテン場で幕営。朝に山荘前に停めたのと、テント泊を合わせて駐車料金だけで1000円(2倍?)の徴収でしたが、500円でなかったのが残念です。テン場は、急坂を登った先の凸凹した場所であり、虫も多く、あまり快適ではなかったです。
下山が予定よりも早かったことを考えると、(妻に嫌と言われましたが)日帰りに変更すればよかったかも。疲れているのになかなか寝付けなかった子どもに「明日もお山は嫌。行かない」と言われて妙義山を中止したことからも日帰りだったな~という気持ちが強いです。
おまけですが、帰りの高速道路の走行中に妙義山を見て「次は妙義山行きたい!」と言う子どもの要望を満たすか、ちょっと考えてしまいます。
当日の子どもの格好
シャツ:モンベルのTシャツ
パンツ:普通の子ども服
靴:タイオガブーツ Kid's
ザック:なし
写真
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