山岳保険

遭難者数は年々増加しています。救助費用は無料ではありません。万が一のため保険に入りましょう。

遭難と捜索費用

中高年登山者の増加と携帯電話の普及に伴い遭難の連絡が増えたと聞こえてきて久しいですが、そのような方々は救助費用の負担をどのように支払ったのかについてはあまり聞こえてきません。

ご存じの方が多いと思いますが、民間のヘリコプターが捜索にあたった場合などは遭難者の救助にかかる費用が数百万円に及ぶこともあります。費用は遭難者の自己負担金となります。あるとき、冬山で自分達で救助活動をしたものの、小屋に搬出用ボートを借りたことにより、約10万円(ボート貸し出し料金+人件費=搬送に同行)を請求されたと聞きました。遭難は高くつきます。

山岳会に所属している登山者は山岳保険に加入しています。ハイカーを含めた他の登山者はどうでしょうか。このページを書いている2011年8月現在、私は山岳会に所属していないことから自分が加入するためにも山岳保険について調べてみました。

山岳保険

保険 捜索費用 保険料
山岳共済<軽登山コース>(日本山岳協会) 救援者費用 300万円 2,140円/年〜
野外活動保険(モンベル) 救援者費用等補償 500万円 2,990円/年〜
山を愛する方の保険(木村総合保険事務所(有)) 救援者費用 500万円 3,000円/年〜
レスキュー費用保険(日本費用補償少額短期保険株式会社) 捜索・救助費用 300万円 5,000円/年〜
ハイキング保険【個人型】(株式会社グラフィス)  救援者費用等 500万円 5,410円/年〜

[注意] 登攀や冬山以外、つまり、ピッケル、アイゼン、ザイル等を使わない設定です。石を落して他人を怪我させることを考えて個人賠償額もご確認ください。詳しくは当該保険HPを参照ください。

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