山での行動

山をあるき始めてから気を付けること、行動について知っておきたいことを書き出します。

ペース配分

歩き始めた直後は、体を慣らすため特にゆっくりとしたペースで歩きます。また、複数の仲間と一緒にあるく場合は最も遅い人が無理することなく歩くことのできるペース配分を考えます。無理ないペースで歩くには、普段よりも歩幅を短くし、一定のゆっくりしたペースで歩くことが必要です。無理にペースを上げると乳酸がたまり、疲労を感じます。

山では50分歩いて10分休憩と言われます。休憩時間を利用して水分補給、行動食でエネルギーの補給、現在位置の確認、体温調節(そして写真撮影)をしましょう。休憩は、他の登山者が当たって谷を滑り落ちるような危険を避けるため、山側で取ることが基本です。休憩の際は、ザックが歩く人の邪魔にならないよう注意します。大人数のパーティが狭い場所でルートを塞ぐように休憩している姿を見かけることが少なくありません。他の登山者への気配りも山あるきの一つです。気を付けましょう。

お叱りを受けるかもしれないですが、私は定時毎の休憩が好きではありません。ゆっくりと、できるだけ休まない一定のペースが一番体に優しく、私にとって疲れが少ないからです。もちろん、パーティでの行動時は定期的に休憩を入れますが、単独行のときは、地図読みのポイントで休憩も取ったりします。

そういえば、最近ではザックの水筒から行動中もチューブで水が飲めるようですが、私は持っていないのでよく分かりません。便利そうだな〜と思っています。

体温調節

体温調節のためのウエアの脱着は、できるだけ汗をかかないようにするため休憩を待つべきではないですが、慣れてくれば初めから1枚薄くして行動することができるようになります。とは言っても、山の天気は変わりやすく、こまめに1枚着たり脱いだりすることは珍しくありません。

山の天気については別に触れます。天気が晴天のままで変わらない場合でも、稜線に出ると強い風が吹いていて寒く感じることなどはよくあることです。気温は100m上がるごとに0.5~0.6℃低下、風速1mにつき体感温度は1℃低下するといわれます。稜線に出るまでに高さも稼いでいるのですから、秋山などではスタート地点と比べてずいぶんと肌寒く感じることがあります。汗をかいていれば余計に感じます。

できるだけ汗をかかないように、着たり脱いだりすることが山あるきでは大切なことなのです。

観天望気

体温調節のためのウエアの脱着は、できるだけ汗をかかないようにするため休憩を待つべきではないですが、慣れてくれば初めから1枚薄くして行動することができるようになります。とは言っても、山の天気は変わりやすく、こまめに1枚着たり脱いだりすることは珍しくありません。

山の天気については別に触れます。天気が晴天のままで変わらない場合でも、稜線に出ると強い風が吹いていて寒く感じることなどはよくあることです。気温は100m上がるごとに0.5~0.6℃低下、風速1mにつき体感温度は1℃低下するといわれます。稜線に出るまでに高さも稼いでいるのですから、秋山などではスタート地点と比べてずいぶんと肌寒く感じることがあります。汗をかいていれば余計に感じます。

できるだけ汗をかかないように、着たり脱いだりすることが山あるきでは大切なことなのです。

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