管理人がファミリー登山した山から、お勧めの山を3~5箇所紹介します。あくまでも管理人の私見なので参考程度とし、お子さんと登るかどうかは自己責任でご判断ください。
ファミリー登山の「お試し」にお勧めの山
高尾山
ケーブルカーを利用できる。観光地として整備が行き届いており、小腹がすいても途中で買い足すことができる。山頂からの富士山がきれい。
宝登山
ルートの大半は、宝登山小動物園の車が通行している緩やかな砂利道。登ったおまけとして、小動物園でサルに餌やりするもの楽しい。
筑波山(ケーブルカー、ロープウェイ利用)
ケーブルカーで御幸ヶ原に移動してしまえば男体山山頂までコースタイムで15分程度。眺めの良い女体山山頂まで30分かからない。
ファミリー登山初級者向けの山
伊豆ヶ岳
樹林帯でスタートしますが、ところどころ出てくる岩場は子どもを楽しませ、飽きさせない。男坂は自己責任で。小さな子どもは無理です。
伊予ヶ岳
山頂までは1時間足らずで登ることができる。展望台以降はロープや鎖が付けられた岩尾根だが、手がかりも多く、小学生であれば問題ない。
筑波山(ケーブルカー、ロープウェイを利用しない)
ルートはよく整備されており、歩きやすい。ガマ石など奇岩が点在しており、飽きさせない。女体山直下は急で狭く、雨天時は滑りやすいので注意。
大菩薩嶺
ルート上に危険な個所がなく、比較的緩やかで、よく整備されている。稜線付近に出てしまえば富士山に見守られながら快適な山あるきができる。
子どもが山に慣れてきてから行きたい山
金峰山
大弛峠からなら小さい子どもでも比較的簡単に登ることができる。ただし、朝日岳の登りは意外と疲れる。大弛峠までは曲がりくねった道路で車酔いも大敵。
日光白根山
ロープウェーを使って高度を稼ぎ、ルート前半は遊歩道と重なりほぼ平坦。頂上岩稜だけ、小さい子どもと登るときは気を付けたい。
谷川岳
ロープなど手がかりが付けられた岩場を通るが、難易度は高くない。シーズン最盛期は非常に混雑するため、岩場の途中で休まないだけの体力は必要。
子どもが楽しさを感じるようになったら行きたい山
該当する山に行くのはこれからです。
当ホームページでのレベル分けの基準
お勧めのファミリー登山について、以下のようにのレベル分けしました。なお、後で一部内容を変更する場合があります。悪しからず。
ファミリー登山お試しの山 [楽しめれば次のステップへ]
歩行距離が短く、コースタイムが1~2時間程度の山。登山路がよく整備され歩きやすい。ロープウエイ等の乗り物を利用して最小限の歩行距離および標高差にする。
ファミリー登山初級者向けの山 [第一段階]
歩行距離が短く、コースタイムが3時間程度の山。登山路がよく整備され歩きやすい。標高差があまりないか、ロープウエイなどの利用により時間短縮が可能。
子どもが慣れてきたら行きたい山 [第二段階]
コースタイムが4時間を超え歩行距離が長い日帰りハイク。または、歩行距離が短くても、子どもが歩きにくい岩場やがれ場があり、通過に時間を要する。
子どもが楽しさを感じるようになったら行きたい山 [第三段階]
無雪期に小屋泊まりで2日以上歩く。歩行距離が長いが、ルートに岩場やがれ場があっても危険個所がないか少なく、比較的歩きやすい。
子どもや山好きになってから行きたい山 [第四段階]
テント泊縦走、危険個所を含むルートや雪山など、技術ならびに装備が要求される。親が子どもの装備すべてを担ぎ、標高差が大きく長い距離を歩く。
山に関する気になるグッズ
中高年に山ガールが加わり、日本の登山人口は増加していますが、登山の指導を受けた経験がない方が多いのではないでしょうか。山と渓谷社より、DVD登山学校(第1〜第6巻)が発売されています。女優の市毛良枝さんと共に登山の基礎技術として、歩き方や山の地図の読み方を学ぶことができる作品です。
全6巻の内容は、第1巻:山の歩き方、第2巻:山の地図を読む、第3巻:山の天気を知る、第4巻:山で遭難しないために、第5巻:沢登りを楽しむ、第6巻:雪山を楽しむとなっています。
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