山あるきの記録
2月以来の山あるきなので、比較的簡単に登ることができ、さらに下山後に子どもが楽しむイベントのある山を探した結果、伊豆ヶ岳(正丸駅から山頂往復)とイチゴ狩りに決めました。
駅前は多くの登山客がいました。人気の高さがうかがえます。出だしは駅横の階段。斜めに作られており、子どもは怖がりながら下りていました。そこから直登ルート分岐点まではアスファルトの道。子どもは、山あるき途中のアスファルト道が嫌いなので調子が上がりません。やる気ない態度を全面に出し、面倒くさそうでした。
だらだらした歩き方はルートに入ってもしばらく続いたため、「やる気ないと怪我するので帰ろう」というと「お山登りたい!」と大声。そんな調子が変わったのは岩場が出てきてからでした。岩場といっても、年中の子どもが手も使わないと登れない程度の岩の段差ですが、これでスイッチが入ったのかここからは「1番に行くから抜いちゃダメ」と積極的に登ってくれました。遊び心に火をつけるのがコツのようです。
男坂の分岐点で子どもに「お父さんは男だから男坂に行って」と言われます。男坂にはロープが張られ、3つの看板が落石注意、落石は自己責任でということが書かれています。事前の調査で登った人が多いことを知っていたので父親だけ男坂に行きました。予想通り足がかり、手ががりが多い。逆層の個所は、備え付けの鎖を使って登りました。技術的には問題のないルートですが、歳を重ねて重くなった体を持ち上げるのが難儀なことに気づかされました。トレーニングが必要です。
家族とは伊豆ヶ岳山頂で合流。風が強いため、順番待ちして写真だけ撮って下山します。下山ルートは正丸峠経由としました。こちらの方が斜面が緩く、小さい子ども連れには正解でした。途中、正丸峠からはうっすらとスカイツリーも見えましたが帰宅後に写真を見ると確認できませんでした。
子どものテンションはアスファルト道にでるとみるみる下がります。「疲れた〜」と肩車をせがむようなことを言いますが無視です。子どもは再びだらだら歩きますが、心得ているのか抱っこやおんぶを要求してきません。ゆっくりとした歩調でしたが駅まで歩き、約4時間の山歩きを終えました。
イチゴ狩りに向かう途中は、「お山は楽しかった。疲れてないよ〜」と元気。しかし、イチゴ狩りの後、車に乗ると2~3分で眠ってしまいました。朝早く起こされ、長時間の移動だけでも疲れる上に、山あるきをしたので無理もないでしょう。
当日の子どもの格好
シャツ:普通の子ども服
パンツ:普通の子ども服
靴:タイオガブーツ Kid's
ザック:子ども用リュック(山用ではないです)
写真
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
伊豆ヶ岳の近くにある日帰り温泉を紹介します。日帰り入浴の料金は以下の通りです(リンク先は、公式ホームページ介です)。なお、料金は変更となる可能性がありますので、入浴時間とともに事前に施設へご確認ください。
秩父湯元 武甲温泉 800円/中学生以上、500円/3歳~小学生、2歳以下無料
伊豆ヶ岳へのファミリー登山の記録を読んだ方には以下もお勧めです。